叡王戦第2局。
今夜はオリンピックの男子サッカーの準決勝、日本vsスペインという大一番が行われているが、その前に将棋の話。
今日は叡王戦第2局、豊島叡王(&竜王)vs藤井二冠挑戦者が行われた。
藤井が勝って2連勝で奪取に王手をかけるか、豊島が勝って1勝1敗のタイに戻すかという一局である。
結果は豊島の勝利。
角換わり(という戦法名です)から後手番の藤井が積極的に動く。
そして、再度の角交換から藤井が豊島陣に打ち込んだ角が思いのほか厳しく、そのまま一気に寄せ切るかと思ったが、豊島が凄まじい粘りを見せ、藤井が寄せ損なう。
そして一瞬の隙を見逃さずに豊島が一気に攻めて、そのまま寄せ切った。
いや〜、藤井がこんな大逆転負けを食らうとは思わなかった。
17時半頃に見ていた時は「もうすぐ藤井が勝って終了だろうなあ」と思っていたのだが、19時頃に見たら逆転していて「えっ!?」と声が出た。
ただ、改めて棋譜を見ると、豊島も勝負手を連発している。これを持ち時間が少ない中で正解手を指し続けるのは、藤井と言えども難しいということなのだろう。
というわけでこれで1勝1敗のタイになった。
ただ、豊島としては王位戦&叡王戦で3連敗していた藤井を止めたというのは、「ただの1勝」以上の重みがあるはず。
今日の1勝は、今後の叡王戦&王位戦に影響を与えそうな気がします。
| 固定リンク
「将棋」カテゴリの記事
- 棋士編入試験第1局。(2024.09.10)
- 王座戦第1局。(2024.09.04)
- 福間香奈妊娠ですって。(2024.08.30)
- 王位戦第5局。(2024.08.28)
- アマチュア三段昇段。(2024.08.21)
コメント