叡王戦第5局。
さて叡王戦第5局。
勝ったのは藤井。
相掛かり(という戦法名です)から、後手番の豊島が2枚の銀を前線に押し出すという前例の無い形で進行する。
対する藤井は冷静に対応して、徐々に優勢を拡大し、最後は一気に寄せ切った。
研究のしようのない、自らの構想力頼みの将棋だったが、藤井が終始巧みに立ち回った感じ。
これで藤井の3勝2敗となり、叡王奪取。王位・棋聖と合わせて三冠となった。
「10代での三冠」は史上最年少の快挙。…なのだけど、10月からは竜王戦に挑戦するし、王将戦は挑戦者決定リーグに残っているし、棋王戦の挑戦者決定トーナメント戦もベスト16に残っている。来年の4月の時点で「史上最年少の六冠」になっていてもおかしくないのよねえ…。
その大記録を見たいという気持ちが無いと言えば嘘になるが、「誰か止めてくれ」という気持ちの方が強かったりする。
前にも書いたかもしれないが、別に藤井が嫌いなわけではないです。ただ、どんなジャンルでも「1強」はつまらんと思うのです。
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