アグネスデジタル死亡に思う。
今日は賞与支給日。
結果から書くと、手取りで約84万で、昨年より4千円減った。コロナ禍で大変な状況でありながら、昨年とほぼ同額貰えているのだからありがたい限りです。
昨日書こうと思ったが先延ばしにした話。
2000~2003年にかけて、芝・ダート・JRA・地方・海外と、様々な条件でG1を6勝したアグネスデクタルが死亡した。24歳だったとのこと。
↑に書いた通り、アグネスデジタル(以下「デジタル」表記)は様々な条件でG1を勝ちまくった馬だが、個人的には2回驚かされた。
最初に驚かされたのは4歳(現在での3歳)時のマイルCS。
まず、武蔵野S(ダート1600m)を使ってから臨むというローテが意味不明過ぎて、当然ながら全くノーマーク。しかもこの時点では「芝のレース未勝利」だったし。
しかしレースでは大外から鋭く伸びての差し切り勝ち。正直、何が起こったのか全く分からなかった記憶がある(笑)。
しかし翌年の春は不調で、秋になってダート路線に矛先を変えると南部杯を勝利。このままダート路線を進むかと思ったら天皇賞(秋)挑戦を決める。
これは当時かなり騒がれた。
なぜかと言うと、これによりクロフネが天皇賞(秋)に出走できなくなったから。
当時の天皇賞(秋)は「外国産馬の出走は2頭まで」というルールで、1頭はその年の宝塚記念を制したメイショウドトウで、もう1頭はクロフネかと思っていたところにダート路線で本賞金を稼いだデジタルが参戦してきた。
「ダート馬のデジタルが出走してもテイエムオペラオーやメイショウドトウに敵うわけがない」と思われていたわけである。
しかし、結果はオペラオーを超大外からの差し切り勝ち。
私は◎メイショウドトウだったので、かなり呆然としたのを覚えている(笑)。
さらにその後は香港で香港カップ(芝2000m)、翌年に府中でフェブラリーS(ダート1600m)と、結局G1を4連勝。こんな変則的なG1の4連勝は、今後も見れない気がする。
残念ながら産駒には恵まれず、後継種牡馬はいない(はず)。
牝馬ではサウンドバリアーがフィリーズレビューを勝ち、その娘であるサウンドキアラも重賞3勝と活躍。この牝系は残ると思うし、残って欲しい。
ちなみに明日の中日新聞杯に出走するヤシャマルは、父はキズナだが母父がアグネスデジタル。
「直近で死んだ種牡馬の仔は走る」というオカルト的格言もあるし、騙されたつもりで買うとする。真面目な話、前走はオープン特別とは言え1番人気だったし(7着だったけど)、今回は初めてブリンカー着けるし、一発あってもいいと思う。鞍上が丹内というのは見ないことにする。
最後に、多くの思い出を残してくれたデジタルの冥福を祈ります。
合掌。
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