やばいぞニュージーランドT。
今日の「へえ」と思った話。
「葵ステークスのG3格付けおよびニュージーランドトロフィー(G2)の格付けに対する警告」
5月に行われる3歳限定1200m重賞の葵SがG3に格付けされた。これは割とどうでもいい(笑)。
問題は「ニュージーランドTがG2格付けをはく奪されるかもしれない」という話。
簡単に書くと、「ニュージーランドTのレースレーティングが、ここ数年基準値に満たないのでG2にふさわしくない」ということである。
G2のレーティングは110必要なのだが、2019年は106.75、2020年は106.50。コロナによる特例で除外となっているが、2021年のレーティングは103.50だった。
出走メンバーのレベルが高ければレースレーティングは上がるわけだが、確かにここ数年のニュージーランドTのレベルは高いとは言えない。
2019年の勝ち馬はワイドファラオ(この後ダートでは活躍)、2020年の勝ち馬はルフトシュトローム(この後1回も馬券にならず)で、調べてみて「ああ、そんな結果だったなあ」と思い出すレベルである。
て言うか、ニュージーランドTのレベルが低くなるのは仕方ないと思う。
例年、翌日は桜花賞があるので牝馬の一流マイラーは出走するわけがない。
「NHKマイルC@府中を目指す牡馬」にしても、本気でNHKマイルCを目指す牡馬は直線の短い右回りの中山は使わない。
そりゃあ、レースレーティングは上がりませんよ。
まあ、普通に行けば今年もしょぼいメンバーになって、来年はいよいよ格下げするかどうかと審議する展開になるのだろう。
個人的にはこういうパターンでの「G2からG3への格下げ」は見たことが無いので、一度見てみたいとか思ってます。
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