王将戦第1局。
今日はようやく奥さんと息子達が帰京。
明日から学校&幼稚園が始まるのだが、みんな元の生活リズムに戻れるのだろうか…。
今日は王将戦第1局2日目。
渡辺王将(&名人・棋王)に、藤井四冠が挑む七番勝負である。
結果は藤井の勝利。
相掛かり(という戦法名です)から、お互いに長考しまくっての長い中盤戦が続く。
藤井の攻めを渡辺がなんとか凌いで反撃して迎えた最終盤、藤井が渡辺の詰めろ(次に詰ましますよ、という手)を無視して、渡辺王に桂馬で王手をかける。これに対して渡辺は「桂馬を取る」か「王を逃す(逃げ場所はいくつかある)」という選択を強いられる。
で、渡辺は桂馬を取ったのだが、これが敗着となり、一気に詰まされた。まあ、考慮時間が1分無い状況なので仕方ないのかもしれないが、私が見ても「桂馬取ったら詰まされるんじゃね?」と思うぐらいの図面だった。強気の対応が裏目に出てしまったか。
というわけで藤井が第1局を制した。
まあ、第1局は藤井の先手番だったので、ある意味「順当」だったとは言える。ただ、その「藤井の先手番」で惜しいところまで持ち込んだ渡辺は、やはり凄いと思った。
さて問題は次の第2局。
ここで藤井が後手番で「ブレイク」して2連勝とするのか、渡辺が先手番できっちり勝てるのか。早くも山場を迎えている感じはします。
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