「鬼滅の刃 遊郭編」最終話の感想。
今日はもちろん昨晩放映された「鬼滅の刃 遊郭編」の最終回の話を書く。
先週のラストで、上弦の陸(ろく)の鬼である妓夫太郎&妹の堕姫の首を切り落とした炭治郎たち。
しかし、妓夫太郎の最期の攻撃を受けてしまい、みんな大丈夫なのか?、というところで今週はスタート。
で、結果から書くと、妓夫太郎の毒攻撃で弱り切ったみんな(炭治郎、伊之助、天元)は全員禰豆子が治した。禰豆子は「鬼の攻撃を無力化する血鬼術」を持っているのだが、毒攻撃でも治せてしまうというのはもうなんでもありだな、とか思わないでもない。
その後、首を切られた妓夫太郎と堕姫の口論から、妓夫太郎の回想シーンが始まる。
妓夫太郎が人間の頃のつらい境遇、妹が生まれて好転しかけた人生、しかし妹を殺されかける目に遭い、上弦の鬼・童磨に出会い鬼になる、という凄絶過ぎる人生が描かれる。妓夫太郎にとっては、妹が助かるなら二人とも鬼になるなんてことはどうでもよかったのだろう。ほんと、妓夫太郎は一貫して“妹想い”なんだよな・・・。それこそ炭治郎と同じレベルで。
ここは「鬼にも『鬼になった(ならざるを得なかった)事情』がある」ことを詳細に描く、「鬼滅の刃」らしさ全開のシーンだった。そして最後は妓夫太郎と堕姫の兄妹は一緒に地獄(たぶん)に歩んで行く、というシーンで回想は終わった。
最後は蛇柱の小芭内が現れて天元たちをネチネチ褒めたり、炭治郎たちが生き残ったことに驚いたところで「遊郭編」は終了。原作に忠実な展開だった。
で。
昨晩の放映は23時15分からで、冒頭は長めにCMが入ったのだが、そこからエンディングまでよもやよもやのCM無しでのノンストップだった。
これはフジテレビの大英断だったと思う。
フジテレビとしても、これだけ注目が集まる最終回なのだからCMを入れたかったはず。
しかし、「鬼滅の刃」ファンの為にCMで話の流れを切らずに一気に流してくれたのだろう。これは本当に「フジテレビありがとう」と思った。正直、近年のフジテレビにいいイメージは無かったが、この件でだいぶ見直した。
そして最後の最後に、この「遊郭編」の続きとなる「刀鍛冶の里編」もテレビアニメ化されることが発表された。
「まあ、そりゃやるよね」というのが率直な感想。
問題は「いつから始まるのか」というところだが、今回の「遊郭編」のクオリティ並みのものを作るのはどう考えても大変。
1年でも2年でも待つので、本当にいい作品を作って欲しいと思う。待たされるのは「エヴァ」で慣れてます(笑)。
というわけで、「遊郭編」終了。
この前の「無限列車編」と合わせて4か月半、とても楽しませてもらった。
私はABEMAで繰り返し見ることができるので、気が向いたらまた見ようと思います。
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