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棋王戦第1局。

今日は棋王戦第1局も行われた。
渡辺棋王(&名人・王将)に永瀬王座が挑む五番勝負である。

結果は渡辺の勝利。

後手番の渡辺が雁木(という戦法名です)を採用し、定跡形から外れた形に。中盤でお互いにミスが出て迎えた終盤、渡辺が打った歩を永瀬が王で取った手が悪手だったようで、そこから渡辺の猛攻を受ける。永瀬も必死に王を逃がして渡辺陣まで逃げ込んだが、最後は渡辺がきっちり詰ました。

まあ、良くも悪くも「人間らしい将棋」という感じ。
どちらも細かいミスが出て、逆転また逆転という、見ている分には面白い将棋だった。ただ、これでは藤井には勝てないんだよなあ・・・。

何はともあれまずは渡辺が1勝。
渡辺としては後手番で勝てたことも大きいが、公式戦の連敗を5で止めて今年の初勝利を挙げたというのも大きい(その5連敗のうち3つは藤井@王将戦での負けです)。

これで渡辺が調子を戻して、王将戦(11・12日)で意地を見せてくれるといいのだけど。

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