羽生、フリークラス転出しないってよ。

今日から新年度。
それもあるのか、今朝の山手線はなかなかの混雑だった。運も悪かったが、田端で乗って新橋まで座れないとは思わなかった・・・。

将棋の話。
以前、羽生九段の順位戦Ｂ級１組への降級が決まった時、「フリークラス転出（順位戦のみ離れること）するかも」と書いた。

で、結局のところ、羽生はフリークラスに転出はしないこととなり、今年度はＢ級１組で順位戦を戦うことになった。

まあ、予想した通りではある。
なんとなくだが、羽生は「ボロボロになるまで将棋を指すタイプ」だと思っていたので、フリークラス転出は無いような気がしていた。谷川九段（十七世永世名人）がフリークラスに転出していないのも影響しているかもしれない。

ただ、羽生の２１年度は本当に惨憺たるものだった。
Ａ級を２勝７敗で降級したのもあるが、年間成績は１４勝２４敗で、勝率は３割台。ちなみに、羽生が年間勝率で５割を割ったのはデビュー以来初めて。正直なところ「いきなり衰えた」感はすっごくある。

それでも、竜王戦の挑戦者決定トーナメント進出、王位戦＆王将戦挑戦者決定リーグ残留、ＮＨＫ杯ベスト４など、「トップクラスではないけど、それに準ずるくらいの活躍」はしている。まだ底力は残っている・・・と思いたい。

２２年度は羽生の巻き返しに期待したいです。
さすがに「タイトル獲得して欲しい」とまでは言えないけれど。