里見香奈強え。
今日は午後から奥さんと息子たちが義妹さんの家に遊びに行ったので、今はお気楽モードです。
今日も将棋の話。
今日は棋王戦の予選、里見女流四冠vs古森五段が行われ、里見が勝利。
この結果、里見は予選を突破し、「棋王戦の挑戦者決定トーナメント」に駒を進めた。この「タイトル戦の本戦(挑戦者決定トーナメントなど)」に女流棋士が進出するのは史上初の快挙だったりする。
この「棋王戦の予選」は、「タイトル保持者」「順位戦B1組以上」などの“シード棋士”以外の約160人くらいの棋士を8ブロックに分けてトーナメントで争い、各ブロックの優勝者が本戦に進むというもの。
で、里見は「女流名人」保持者ということで棋王戦の予選に参加。そして、男性棋士5人をぶっ飛ばして本戦出場となった。
ちなみに負かした5人は順に以下の通り。
1回戦 浦野八段(現在フリークラスの58歳。正直、強くはない。)
2回戦 澤田七段(昨年度はB級2組で9勝1敗を挙げてB級1組昇級の30歳。結構強い。)
3回戦 池永五段(順位戦はC級2組だが、王位戦の挑戦者決定戦まで進んでいる29歳。そこそこ強い。)
4回戦 冨田四段(順位戦はC級2組だが、昨年度勝率は6割8分の26歳。まあまあ強い。)
決勝(今日) 古森五段(順位戦はC級1組で、昨年度勝率は4割4分の26歳。あまり強くない。)
正直、澤田&池永に連勝というのはかなり凄い。
これができる男性棋士が何人いるのか、というレベルだと思う。
棋王戦本戦はシードされた棋士と戦うわけで、藤井五冠と対戦する可能性もある(藤井は棋王を取りに行く立場)。
そうなったらちょっと面白いなあ、とか思ったり。
さて。
里見は今日の勝利で「男性棋士との対戦成績が、いいとこ取りで10勝4敗(勝率7割1分)」となった。
実は「女流棋士またはアマチュアが、男性棋士との対局で10勝以上かつ勝率6割5分以上」となると、「プロ編入試験」を受験できる。これは「新しくプロ入りした棋士5人と対局して、3勝すればプロ入りできる」というもの。
里見がこの試験を受けるかどうかはまだ不明だが、個人的にはチャレンジしてもらいたいと思います。
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