王位戦第2局。
今日は王位戦第2局2日目。
豊島九段挑戦者が勝って開幕2連勝とするか、藤井王位(とその他四冠)が勝って1勝1敗のタイにするかという一局。
結果は藤井の勝利。
角換わり(という戦法名です)のオーソドックスな序盤から、先手番の藤井が新手を出して積極的に攻める。
これに対して豊島は大長考に沈む。結局、約3時間長考して藤井の新手に対応したが、これが悪手で、序盤から劣勢を強いられる。昨日の時点で藤井がかなりの優勢で、正直なところ今日は昼過ぎには終局してもおかしくないと思っていた。
そして今日になっても藤井優勢は動かず。藤井がかなり慎重に時間を使って指したので、結局終局は夜になったが、「藤井の完勝」と言っていい将棋だった。
て言うか、豊島が藤井の研究にハメられて即死した一局、とも言える。ただ、藤井の新手自体は「やってみる価値はありそう」な手で、これを豊島が研究していなかった、というのは少し意外だった。
というわけで1勝1敗のタイになり、改めて五番勝負の形になった。
次の第3局は来週の20・21日。
豊島はそこまで他の対局は無いが、藤井は17日に棋聖戦の第4局を行う(vs永瀬王座)。
日程的には豊島有利だが、どうなることやら。
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