王座戦第2局。
今日は王座戦第2局。
豊島九段挑戦者が勝って奪取に王手をかけるか、永瀬王座が勝って1勝1敗のタイに戻すかという一局。
結果は永瀬の勝利。
角換わり(という戦法名です)から、お互いの研究範囲なのかどんどん指し手が進む。午前中にも関わらず激しい攻め合いとなり、気がつけば午前中だけで93手進む異例の事態に。
しかし午後に入り、豊島が3時間近い大長考をするなど一転してスローペースに。そして、一時期ははっきり豊島優勢のはずだったのだが決め切れず、結局千日手(同一局面を繰り返すこと)となり、指し直しになった。
先手後手を入れ替えての指し直し局は再び角換わりに。
しかし、千日手になった一局で持ち時間をかなり使ってしまった豊島に中盤でミスが出て永瀬が優位に立ち、そのまま押し切った。
豊島は最初の一局で優勢を生かし切れなかったのが痛過ぎた。て言うか、3時間近く考えて、結局は千日手じゃダメだろ…。
というわけで、これで1勝1敗のタイになり、改めて三番勝負の形になった。
永瀬は先週土曜日のABEMAトーナメントで2連敗していてかなり調子が悪そうに見えたし、今日も1局目は千日手に救われた。まだ本調子ではないかもしれないが、今日の勝利で白鳥できればいいのだけど。
| 固定リンク
「将棋」カテゴリの記事
- 棋聖戦第1局。(2023.06.06)
- 名人戦第5局。(2023.06.01)
- 叡王戦第4局。(2023.05.28)
- POGの選択候補を選びまくる一日。(2023.05.26)
- 名人戦第4局。(2023.05.22)
コメント