王位戦第5局。
今日は王位戦第5局2日目。
藤井王位(その他四冠)が勝って王位防衛を決めるか、豊島九段挑戦者が勝って意地を見せるかという一局。
結果は藤井の勝利。
角換わり(という戦法名です)から後手番の藤井が中央に駒を集めてぶつかり合う形に。そこから藤井が細い攻めを繋げていって少し優勢に。しかし豊島もそこから粘りを見せて難解な終盤戦に。豊島にも一瞬チャンスが来たようにも見えたが踏み込めず、結局最後は藤井が寄せ切った。
こういう難しい将棋を勝ち切るのが藤井なんだよなあ、と改めて実感。豊島もはっきり悪い手を指したわけではないのだが、これで勝てないというのはなかなか厳しい。
というわけで藤井が4勝1敗で王位を防衛。
これでタイトル在位(奪取&防衛の回数)は10期となった。
ちなみに、歴代で「タイトル10期」を達成したのは藤井で9人目。「現役で」ではなく、「歴代」です。改めて、藤井の勝ちっぷりが驚異的なペースだということがわかる。
藤井はこの後は10月から竜王戦で広瀬八段を迎え撃つ。
まあ、普通に考えたらここもあっさり防衛するのだろうなあ。
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