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竜王戦第1局。

今日は竜王戦第1局2日目。
藤井竜王(とその他四冠)に広瀬八段が挑む七番勝負である。

その第1局を制したのは広瀬。

角換わり(という戦法名です)から先手番の広瀬が仕掛けるが、すぐに藤井も反撃。そのまま激しい展開になりそうなところで藤井に疑問手が出る。そこを広瀬が見逃さずに攻め込んで優勢に。
その後も広瀬の差し手は正確で、藤井も粘りの手を何度か繰り出すが形勢をひっくり返すことは無く、そのまま広瀬が押し切った。

これは「広瀬強すぎ」としか言いようがない。
序盤で優勢になってからそのまま押し切るのは藤井の勝ちパターンだが、そのお株を奪った感じ。

広瀬は今月の「将棋世界」によると、子育ての手伝いで研究量は1日4〜5時間に減っているらしい。
そんな状況で藤井に一発入れたというのは素晴らしい。私も子育てに関わっている者の端くれなので、広瀬には頑張ってもらいたい。

ただ、藤井もこれで気合を入れ直すことだろう。
藤井は「タイトル戦の1局目で負けて、その後全勝する」というのがよくあるので、今回もそのパターンだったりして。

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