というわけで、昨日は白内障の手術だった。
結果から書くと大成功だった。
(とりあえず、現時点では。)
昨日は16時前にクリニックに到着し、目の検査を行い、目薬を何度も挿して手術の準備を行った。
そして、この時間帯に手術を受ける人たち(私を含めて多分8人くらい)が待合室に移動。
私は2番目に呼び出され、手術用のガウン、キャップ、マスク、耳栓(手術中に目の消毒をしまくるので、消毒液が耳に入らないようにする為)をして、目の麻酔を挿して待機。
なぜか2人ほど順番を飛ばされたが、いよいよ19時過ぎに看護師さんに「手術室へ移動願います」と言われて、手術室へ向かう。
手術台の上に寝かされて、まずは目の消毒や麻酔をジャブジャブかけられる。
そしてガーゼのようなもので左目の周りを覆い、まぶたを固定して手術開始。ちなみにまばたきは可能だった。
そこからは結構な地獄だった(笑)。
麻酔のおかげで痛みはほとんど無いのだが、「目に何かされてる感」ははっきり感じられた。
手術の内容は「目の袋をメスで切って、白内障で濁った水晶体を吸い出して、人工のレンズをはめ込んで、糸で縫合する」というものなのだが、「実際に何をやっているか」は全く分からない。
なぜかと言うと、「真上からめちゃくちゃ眩しい光にさらされるから」。
これが結構苦痛で、私自身は顔を背けている自覚は無いのだが、執刀した先生からは「顔を動かさないで下さい」とは何度か言われた。最終的には看護師さんに押さえつけられていた。
ただ、手術そのものは淡々と進み、たぶん左右両目で20分もしないで終わった。
なぜ時間が分かるかというと、左目が終わった後、苦痛に耐える為に右目の手術の時に頭の中で秒を数えていたから(笑)。そうでもしないと耐えられないくらいに厳しかったんだよ(でも痛くはない)・・・。
さて、手術の後に看護師さんに手を引かれて待合室に移動。
その時点で「あ、見えてる」とは思ったのだが、待合室で保護用のゴーグルをつけさせてもらってビックリ。
すっげーはっきり見えてる。
近くの文字がはっきり読めるくらいに見えるし、これまでの問題だった「物が二重に見える(=要は乱視)」も治っている。
「手術直後でこんなに見えるものなのか・・・」と感動した。
その後は、現時点での見え方の確認と、今後の薬(目薬&飲み薬)の説明を受ける。
その時に、手術直後につけさせてもらった保護ゴーグルをつけたままだったのだが、そのゴーグルが「度が入っていないもの」と言われてめちゃくちゃ驚く。
つまり、裸眼で近くのものがはっきり見えているのですよ。
これは本気で驚いた。
冗談抜きで「自分の目じゃないみたい」と思った。
最後に近くの薬局の人と一緒に薬局へ向かい、薬を購入し、タクシーを呼んでもらって帰宅。
この時点では、目の中の異物感は少しあったが、痛みも無かった。遅めの夕食を食べて、風呂は入れないので(手術当日はダメと言われた)、洗濯と風呂掃除だけやってこの日は就寝。
そして今日は、午前中にクリニックで術後の検査。
今日もクリニックは混んでいてめちゃくちゃ待たされたが、検査の結果は「全く問題無し」。
このままであれば、来週24日(火)に2回目の検査で、このクリニックに通う必要は無くなると言われた。よかったよかった。
帰宅してからは家で在宅勤務。
外出時、就寝時、入浴時など、目に異物が入りそうなときはゴーグル着用が必須なのだが、それ以外は裸眼で過ごして問題無いと言われたので、仕事中は裸眼で行う。
パソコンの文字がちゃんと見える(しかも裸眼で)のがこんなに嬉しいとは思わなかった。
改めて考えると、私はまだ50歳手前で、あと10年以上はパソコンで仕事することになるはず。
そういう意味では、早い時期に白内障になって、裸眼で過ごせるように手術できたのはむしろラッキーだったのでは、と思う。
というわけで、冒頭に戻る。
手術は大成功でした。
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