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棋王戦第1局。

続いて将棋の話。

今日は棋王戦第1局。
渡辺棋王(と名人)に藤井五冠が挑む五番勝負である。

その第1局を制したのは藤井。

先手番の藤井が角換わり(という戦法名です)を選択し、渡辺もこれに追随する形。後手番の渡辺が先攻し、藤井が対応しつつ反撃の機会を伺う展開に。互角の中盤戦が続いたが、藤井のじっくりした攻めに対する渡辺の対応に問題があり、藤井が優勢に。そしてそのまま危なげなく押し切った。

いつも通りの、藤井の先手番らしい完勝譜だった。渡辺も後手番ながら先攻したあたり、今日の展開を研究してきたとは思うが、それをあっさりと破ってしまうのが藤井聡太である。

というわけでまずは藤井が1勝を挙げた。
ちなみに「藤井の先手番」は、これで「公式戦24連勝」。
その内訳は、タイトル戦9勝、A級順位戦4勝、その他11勝。対戦相手がトップクラスなのに勝ち続けてしまうというのが恐ろし過ぎる。

次の第2局は渡辺の先手になる。
羽生だって先手番で藤井に勝ったのだし、渡辺も意地を見せてもらいたいです。


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