王座戦第2局。
今日は王座戦第2局。
永瀬王座が勝って防衛に王手をかけるか、藤井七冠挑戦者が勝って1勝1敗のタイに戻すかという一局。
結果は藤井の勝利。
角換わり(という戦法名です)から、後手番の藤井が定跡形を外して右玉(飛車の方に囲いを作る、奇策気味の作戦)に組む。そして中盤からは藤井の攻め、永瀬の守りという感じで難解な展開が続く。
しかし、両者持ち時間が無くなった終盤で永瀬に緩手が出て藤井が優勢に。ただ、そこから永瀬が執念のクソ粘りを見せて、手数は200手を超える大熱戦に。
それでも最後は藤井が長手数の即詰みに打ち取り、長い対局に終止符を打った。
本局も終盤まで形勢が大きく傾かない好勝負だった。永瀬も充分チャンスはあったと思う。
さてこれで1勝1敗となり、改めて三番勝負の形になった。
ここまでの2局を見ると、この後どうなるかは全く読めない。正直、永瀬は頑張っていると思う。
この後もかなり楽しみです。
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