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ひとりで金メダル3個目。

今日は在宅勤務。
ニュースを見ると、昨日と今日での株価の上がり下がりの激しさが話題となっているが、株価なんて長期的に見るもので、数日間での上がり下がりを見ても意味が無いと思う。「長期的に見られない人」は、投資に手を出さない方がいいような気がする。

昨晩から今朝未明にかけて行われたパリ五輪。
体操男子の種目別で、岡慎之助選手が鉄棒で金メダル&平行棒で銅メダル!
岡選手は団体総合、個人総合でも金メダルを獲得していたが、種目別でも金メダル。これは内村航平でもできなかった偉業(内村は五輪の種目別での金メダルは獲得していない)。
この「五輪の1大会での団体総合・個人総合・種目別での金メダル」は、たぶんだがメキシコ五輪(1968年)&ミュンヘン五輪(1972年)で達成した加藤沢男だけ・・・のはず。それぐらいの偉業である。

鉄棒の演技は朝のニュースで見たが、ミスらしいミスも無く、着地もきっちり決めたキレイな演技だった。
結果的に銀メダルだったコロンビアのバラハス選手とは14.533点で同スコアだったわけだが、Eスコア(演技の出来栄えの点数。着地がミスったりすると減点される)で岡が上回ったおかげで金メダルを獲得できた。
おそらくは「そこそこの難度の技をキレイに決める」ことに重点を置く戦略だったのだと思うが、それが功を奏した感じ。
逆に言えば「2位以下のDスコア(技の難度の点数。難しい技を組み込めば加点される)は岡を0.6~0.7点ほど上回っており、2位以下が着地などをきっちり決めていたら負けていた」ことになる。
なので、岡は今後は「Dスコア(技の難度)を上げながらEスコア(技の出来栄え)を落とさない」ことが求められるのだろう。簡単な話ではないけれど。

それにしても、岡はまだ20歳。
今回は負傷の影響で本調子とは言えなかった橋本もまだ22歳。
男子体操の未来は明るいなあとしみじみ思います。

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