将棋

王位戦第6局。

今日は王位戦第6局2日目。

豊島王位(&名人)が勝って防衛を決めるか、木村九段挑戦者が勝って3勝3敗のタイに持ち込むかという一局。

勝ったのは木村。

相掛かり(という戦法名です)から後手番の豊島が角をぶち込んで強引に攻めるが、少し無理気味で、木村が冷静に受ける。その後も木村は丁寧に受け続けて、豊島の攻めを切らして完勝。

木村が勝つ度に思うが、実に木村らしい「相手の攻めを受け切っての勝利」。そう、これが木村ですよ。

というわけで、両者3勝3敗のタイとなり、最終第7局で全ての決着がつくことになった。
その第7局は25・26日。めちゃくちゃ楽しみです。

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豊島、竜王挑戦。

今日は竜王戦挑戦者決定戦三番勝負の第3局(つまり、勝った方が挑戦者になる)、豊島二冠vs木村九段が行われた。

この二人、王位戦でも現在進行形で七番勝負を戦っており、この夏だけで8局目になる。結構珍しい状況だと思う。

結果は豊島の勝利。

角換わり(という戦法名です)から形勢不明の中盤戦だったが、木村が角を犠牲にして飛車を成り込む攻めを敢行。しかしこれはさすがに無理があり、豊島がきっちり受けた後に反撃し、優勢に。木村も勝負手を放って最後の攻めを見せるが、豊島が冷静に凌いで逃げ切った。

まあ、どう見ても木村の「自爆」です。
なんであんな無理攻めしたかなあ…。角捨ての前まではむしろ木村優勢の声もあったのに。

何はともあれ、豊島の広瀬竜王への挑戦が決まった。
豊島は棋聖を失って二冠に後退したが、すぐに三冠復帰のチャンスを獲得するのだからたいしたものだ。
ただ、広瀬も当然ながら簡単に竜王を失いたくはないだろう。

…防衛したら4320万円ゲットで、失冠したら1620万円「しか」貰えないのだから。


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王座戦開幕。

今日は将棋の王座戦第1局。

斎藤王座に永瀬叡王が挑む五番勝負。どちらも26歳(永瀬は5日に27歳になるが)のフレッシュなタイトル戦である。
第1局は最初は千日手(途中で同一局面が繰り返されること。その後、先手後手を入れ替えて指し直す。)となった。

そして、指し直しの一局を制したのは永瀬。

相矢倉模様から、後手番の永瀬が積極的に仕掛け、齋藤が強気に受けるという展開に。その後、齋藤が攻め急いだところを、永瀬が中央から反撃して一気にぶっ潰した。齋藤はもう少し焦らずに指した方が良かったと思うのだが…。

というわけで永瀬が1勝目を挙げた。
永瀬は叡王を奪取した後は不調だったが、ようやく復調してきた感じ。
ただ、斎藤も同年代のライバルに負けてはいられない。タイトルホルダーの意地を見せて欲しいです。

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王位戦第5局。

今日は王位戦第5局2日目。
豊島王位(&名人)と木村九段挑戦者の対戦成績はここまで2勝2敗。今日勝った方が防衛or奪取に王手をかける一局である。

勝ったのは豊島。

角換わり(という戦法名です)から豊島が積極的に動く。木村が少し耐えた後に反撃したが、そこで豊島が踏み込んで攻め合いに出たのがよかったようで、豊島が優勢に。そしてそのまま一気に攻め潰した。

豊島の快勝と言っていい将棋だった。
逆に木村にとっては不本意な将棋。中途半端に反撃したのがよくなかったのだろうか。

というわけで豊島の3勝2敗となり、防衛に王手をかけた。第3・4局を連敗して悪い流れだったがここで食い止めた形。
ただ、木村も次の第6局は先手番になるので巻き返しは充分考えられる。て言うか巻き返して欲しい(笑)。

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王位戦第4局。

今日は王位戦第4局。

豊島王位(&名人)が勝って防衛に王手をかけるか、木村九段挑戦者が勝って2勝2敗のタイに持ち込むかという一局。

結果は木村の勝利。

相掛かり(という戦法名です)から先手の木村がうまく攻めて優勢になるが、豊島も必死に粘り、自分の王様を木村陣に逃げ込ませて「入玉」する。
こうなるとなかなか木村も攻められないのが普通なのだが、うまく角を使って攻める。しかし豊島もさらに粘り、なんとか凌ぐ。
ただ、今度は木村が入玉を目指し、結局双方入玉してしまう。こうなると「自分が持っている駒の点数」の勝負になり、お互いにある一定の点数をクリアすると「持将棋」と言って引き分けになるのだが、豊島の点数が足りないのが明白。結局、点数が足りない豊島が投了して熱戦の幕が降りた。
総手数は驚愕の285手!!!
普通、150手を超えれば「熱戦」とか言われるわけで、この285手というのがどれだけ凄いかご理解頂けると嬉しい。

というわけで、2勝2敗のタイになった。
第2局が終わった時点では、こうなるとは思わなかった。木村頑張るなあ。今日の第4局も、中盤は実に落ち着いた指し回しだった。今の豊島相手にここまで指せるというのは素晴らしい。

ただ、次の第5局は豊島の先手番。
豊島もここを落とすわけにはいかないから必死だろう。
いい将棋が見れることを期待します。

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王位戦第3局。

今日は王位戦第3局2日目。

豊島王位(&名人)が勝って防衛に王手をかけるか、木村九段挑戦者が巻き返すかというのが一局。

結果は木村の勝利。

最近では珍しく相矢倉の形になり、豊島が攻めて木村が受ける展開に。
しかし、木村が逆に豊島の攻め駒を取りに行くと、豊島は一気に攻め込みに行くがこれが少し無理気味で木村に受け切られてしまう。その後は木村が反撃して寄せ切った。

木村の本質は「受け将棋」だが、本局は実に「木村らしい将棋」だった。いい勝ち方だったと思う。
逆に豊島は、そもそもなんで矢倉やったの?とは思った。先に2勝して余裕かましてみたのだろうか。

なんにせよ、これで豊島の2勝1敗となった。
木村としては、後手番で1勝返せたのは大きい。次の第4局は先手なので、2勝2敗のタイに持ち込めるチャンスである。
とりあえず、一方的な展開にはならなさそうで安心しました。

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王位戦第2局。

今日は王位戦第2局。

豊島王位(&名人)が勝って2連勝とするか、木村九段挑戦者が勝って1勝1敗のタイにするかという一局。

勝ったのは豊島。

相掛かり(という戦法名です)から、先手番の木村がうまく豊島陣を抑え込み、優勢に進めていた。しかし、豊島が苦しいながらも攻撃してきたところで木村が対応を誤り、豊島の桂打ち一発で木村陣は崩壊。そのまま豊島が押し切った。

豊島は強いと言えば強い。一瞬の隙を見逃さないところはさすがだと思う。
しかし、それ以上に木村にはがっかり。ほんと「一手バッタリ」という負け方だもんなあ…。これは尾を引きそう。

というわけで、この王位戦の趨勢は見えてしまった感はある。
もちろん木村には頑張ってもらいたいのだけどさあ…。

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棋聖戦第4局。

さて今日は棋聖戦第4局。
渡辺二冠(棋王・王将)挑戦者が勝って棋聖を奪取するか、豊島棋聖(&名人・王位)が勝って2勝2敗のタイに戻すかという一局。

結果は渡辺の勝利。

後手番の渡辺が雁木(という囲いの形です)に組む意表の出だしから、豊島がまずは先攻し、渡辺陣を少し崩す。
そこから渡辺が反撃するが、豊島がこれを受けずにまさかの攻め合い。
しかしさすがにこれは無理があったようで(少なくとも私にはそう見えた)、渡辺が一気に攻める。そこから豊島も粘るが、渡辺がきっちり寄せ切った。

ちょっと豊島の「自爆」という感じはしないでもないが、見ている分には面白い将棋だった。豊島も、名人になって「魅せる将棋」に目覚めてしまったのだろうか。
でも、それって相手に冷静に対応されると勝てないんだよなあ・・・。

というわけで、渡辺が三冠になり、豊島が二冠に後退となった。
今回は「後手番の時の渡辺の工夫」を第2・4局で堪能でき、とても面白かった。
この二人のタイトル戦をまた見たいものです。

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王位戦第1局。

今日は将棋の王位戦第1局2日目。
豊島王位(&名人・棋聖)に木村九段が挑む七番勝負。
木村は最近は好調で、順位戦はA級に復帰したし、王位戦の挑戦権も獲得。タイトル戦出場は3年ぶり7回目で、「悲願の初タイトル」がかかる七番勝負である。

その第一局は豊島の勝利。

先手番の豊島が横歩取り(という戦法名です)から積極的に動き、中央に打った角を生かして攻めまくる。木村も粘ろうとするが、豊島の攻めが鋭く一気に寄せ切った。16時前に終わってしまうという早さで、豊島の会心の勝利だった。

というわけでまずは豊島が1勝。
ただ、七番勝負は始まったばかり。第2局以降の木村の巻き返しを期待します。
・・・次も負けたら一気に終わっちゃいそうだからなあ・・・。

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棋聖戦第3局。

昨日書けなかった話。

昨日は棋聖戦第3局。
豊島棋聖(&名人・王位)と渡辺二冠(王将・棋王)挑戦者の対戦成績はここまで1勝1敗。

結果は渡辺の勝利。

後手番の豊島が誘導して定跡から外れた形での将棋に。
しかし、渡辺が中央から攻め込むのがいい構想で、渡辺が優勢に。
その後、豊島が反撃するがきっちり受け切り、終わってみれば渡辺の完勝。

う~む、豊島は攻めるチャンスをほとんど与えられないまま終わった感じ。終盤の反撃はすぐに受け切られるのが見え見えだったからなあ。

これで渡辺が2勝1敗として棋聖奪取に王手をかけた。
ただ、次の第4局は豊島の先手。豊島の「死に物狂いの将棋」を見せてもらいましょう。

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