将棋

竜王戦第3局。

そして今日は竜王戦第3局2日目でもあった。

豊島名人挑戦者が勝って奪取に王手をかけるか、広瀬竜王が勝って巻き返すかという一局。
結果は豊島の勝利。
角換わり(という戦法名です)から先手番の豊島が駒損覚悟でガンガン攻めるが、やや無理があった模様。その後広瀬の反撃をくらい、劣勢に。しかし、終盤の豊島の攻めの応対を広瀬が誤り、一気に豊島が寄せ切った。
まあ、二転三転の将棋ではあるが「広瀬、その負け方は無いだろ…。」という結果に。広瀬って、終盤の底力で勝ってるイメージだっただけに終盤でのミスでの負けは痛い。
この結果、豊島の3連勝。竜王奪取に王手をかけた。
これはさすがにどうもならんだろうなあ…。

豊島の勝ち方も、毎回不利になってから広瀬のミスでの逆転勝ちなので、決して褒められたものではないのだけれど。

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竜王戦第2局。

今日は竜王戦第2局2日目。
広瀬竜王が勝って1勝1敗のタイにするか、豊島名人挑戦者が勝って2連勝とするかという一局。

結果は豊島の勝利。

角換わり(という戦法名です)から後手番の豊島が積極的に攻め、飛車を成り込ませることに成功。その後、広瀬も反撃し、詰めろ(次の手で豊島の王を詰ませますよ、という手)まで持ち込むが、そこから豊島が長手数の連続王手で一気に詰まして勝利。

豊島の巧みな攻めを見させてもらった。
歩を突き捨てて取らせて、少し下がったところに歩を打って攻めの拠点を作るという、緩急自在の指し回しが鮮やかだった。

これで豊島が2連勝。
好スタートを切れたわけだが、王位戦も開幕2連勝から敗れたんだよなあ。そういう意味では今回の2連勝で豊島が浮かれることはなさそう。まあ、王位戦も浮かれていたとは思わないが。

逆に広瀬は苦しいスタート。
今回の第2局は序盤から攻め込まれて苦しい展開という、先手番の得を生かせないまま終わってしまった。広瀬って、淡々と指して気がついたら作戦負け、というのがよくあるんだよなあ。
第3局以降の巻き返しに期待したいです。

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竜王戦第1局。

最後に今日は竜王戦第1局2日目。

広瀬竜王に豊島名人が挑む七番勝負である。
ちなみに、将棋界の序列1位は竜王保持者、2位は名人保持者である。これ、意外と知られていない話。まあ、普通「名人が一番偉い」と思うよねえ。

さて、その第1局は豊島が勝利。

角換わりから先手番の豊島が桂捨ての攻めを見せた…かと思ったら広瀬がその桂馬を放置。豊島の攻めが空振りになってしまい、広瀬が優勢に。しかし豊島の粘りに広瀬が攻め方を誤ったのか、気がついたら豊島が優勢に。それでも最後は広瀬が怒涛の攻めを見せるがわずかに及ばず、豊島が逃げ切った。

豊島にしては珍しく「不利な状況から粘ったの逆転勝ち」。木村王位との10番勝負で粘りを身につけたのだろうか(笑)。

というわけでまずは豊島の勝利で開幕した。
ただ、広瀬もここでタイトルを失ったら「広瀬九段」に戻ってしまう。それは避けたいだろう。

第2局以降の巻き返しに期待したいと思います。

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王座戦第3局。

今日は奥さんと息子達が新潟から帰ってきた。

家に入ると奥さんが長男にキレていて、「ああ、いつもの日常が戻ってきたなあ」しみじみ感じる。ええ、もちろん長男へのフォローはしました。

今日は王座戦第3局。
永瀬叡王挑戦者が勝ってストレート奪取となるか、斎藤王座が勝って一矢報いるかという一局。

結果は永瀬の勝利。

先手の永瀬が矢倉に組もうとしたところを、後手の齋藤が速攻を仕掛ける。この速攻はすぐにひと段落したが、その後も斎藤が攻めて永瀬が受ける展開が続く。ただ、結局は斎藤が攻め切れず、永瀬が反撃に出ると一気に寄せ切った。
ちょっと齋藤の攻めが細すぎたかな、という印象。それをきっちり受け切った永瀬はもちろん素晴らしいのだが。

というわけで永瀬がストレートで王座を奪取。
これで永瀬叡王&王座の二冠となった。
…「永瀬二冠」というのはちょっとピンと来ないなあ…。
まあ、すぐに慣れるのだとは思うが。

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王座戦第2局。

今日は王座戦第2局、斎藤王座vs永瀬叡王挑戦者。

永瀬が勝って王座奪取に王手をかけるか、斎藤が勝って1勝1敗のタイにするかという一局。

結果は永瀬の勝利。

角換わり(という戦法名です)から後手番の永瀬が積極的に仕掛ける。斎藤も龍や馬を作って自陣を固め、うまく受けきれそうに見えたが、永瀬が一瞬の隙を突いて一気に寄せ切った。終盤での香打ちが絶品過ぎて感動さえ覚えた。

というわけで永瀬が2連勝で奪取に王手をかけた。
斎藤にしてみれば受け切れるチャンスがあったように見えたので、もったいない将棋だった、のかも。
ただ、このまま永瀬が3連勝で奪取というのもつまらんので、斎藤には意地を見せて欲しいです。

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王位戦第6局。

今日は王位戦第6局2日目。

豊島王位(&名人)が勝って防衛を決めるか、木村九段挑戦者が勝って3勝3敗のタイに持ち込むかという一局。

勝ったのは木村。

相掛かり(という戦法名です)から後手番の豊島が角をぶち込んで強引に攻めるが、少し無理気味で、木村が冷静に受ける。その後も木村は丁寧に受け続けて、豊島の攻めを切らして完勝。

木村が勝つ度に思うが、実に木村らしい「相手の攻めを受け切っての勝利」。そう、これが木村ですよ。

というわけで、両者3勝3敗のタイとなり、最終第7局で全ての決着がつくことになった。
その第7局は25・26日。めちゃくちゃ楽しみです。

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豊島、竜王挑戦。

今日は竜王戦挑戦者決定戦三番勝負の第3局(つまり、勝った方が挑戦者になる)、豊島二冠vs木村九段が行われた。

この二人、王位戦でも現在進行形で七番勝負を戦っており、この夏だけで8局目になる。結構珍しい状況だと思う。

結果は豊島の勝利。

角換わり(という戦法名です)から形勢不明の中盤戦だったが、木村が角を犠牲にして飛車を成り込む攻めを敢行。しかしこれはさすがに無理があり、豊島がきっちり受けた後に反撃し、優勢に。木村も勝負手を放って最後の攻めを見せるが、豊島が冷静に凌いで逃げ切った。

まあ、どう見ても木村の「自爆」です。
なんであんな無理攻めしたかなあ…。角捨ての前まではむしろ木村優勢の声もあったのに。

何はともあれ、豊島の広瀬竜王への挑戦が決まった。
豊島は棋聖を失って二冠に後退したが、すぐに三冠復帰のチャンスを獲得するのだからたいしたものだ。
ただ、広瀬も当然ながら簡単に竜王を失いたくはないだろう。

…防衛したら4320万円ゲットで、失冠したら1620万円「しか」貰えないのだから。


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王座戦開幕。

今日は将棋の王座戦第1局。

斎藤王座に永瀬叡王が挑む五番勝負。どちらも26歳(永瀬は5日に27歳になるが)のフレッシュなタイトル戦である。
第1局は最初は千日手(途中で同一局面が繰り返されること。その後、先手後手を入れ替えて指し直す。)となった。

そして、指し直しの一局を制したのは永瀬。

相矢倉模様から、後手番の永瀬が積極的に仕掛け、齋藤が強気に受けるという展開に。その後、齋藤が攻め急いだところを、永瀬が中央から反撃して一気にぶっ潰した。齋藤はもう少し焦らずに指した方が良かったと思うのだが…。

というわけで永瀬が1勝目を挙げた。
永瀬は叡王を奪取した後は不調だったが、ようやく復調してきた感じ。
ただ、斎藤も同年代のライバルに負けてはいられない。タイトルホルダーの意地を見せて欲しいです。

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王位戦第5局。

今日は王位戦第5局2日目。
豊島王位(&名人)と木村九段挑戦者の対戦成績はここまで2勝2敗。今日勝った方が防衛or奪取に王手をかける一局である。

勝ったのは豊島。

角換わり(という戦法名です)から豊島が積極的に動く。木村が少し耐えた後に反撃したが、そこで豊島が踏み込んで攻め合いに出たのがよかったようで、豊島が優勢に。そしてそのまま一気に攻め潰した。

豊島の快勝と言っていい将棋だった。
逆に木村にとっては不本意な将棋。中途半端に反撃したのがよくなかったのだろうか。

というわけで豊島の3勝2敗となり、防衛に王手をかけた。第3・4局を連敗して悪い流れだったがここで食い止めた形。
ただ、木村も次の第6局は先手番になるので巻き返しは充分考えられる。て言うか巻き返して欲しい(笑)。

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王位戦第4局。

今日は王位戦第4局。

豊島王位(&名人)が勝って防衛に王手をかけるか、木村九段挑戦者が勝って2勝2敗のタイに持ち込むかという一局。

結果は木村の勝利。

相掛かり(という戦法名です)から先手の木村がうまく攻めて優勢になるが、豊島も必死に粘り、自分の王様を木村陣に逃げ込ませて「入玉」する。
こうなるとなかなか木村も攻められないのが普通なのだが、うまく角を使って攻める。しかし豊島もさらに粘り、なんとか凌ぐ。
ただ、今度は木村が入玉を目指し、結局双方入玉してしまう。こうなると「自分が持っている駒の点数」の勝負になり、お互いにある一定の点数をクリアすると「持将棋」と言って引き分けになるのだが、豊島の点数が足りないのが明白。結局、点数が足りない豊島が投了して熱戦の幕が降りた。
総手数は驚愕の285手!!!
普通、150手を超えれば「熱戦」とか言われるわけで、この285手というのがどれだけ凄いかご理解頂けると嬉しい。

というわけで、2勝2敗のタイになった。
第2局が終わった時点では、こうなるとは思わなかった。木村頑張るなあ。今日の第4局も、中盤は実に落ち着いた指し回しだった。今の豊島相手にここまで指せるというのは素晴らしい。

ただ、次の第5局は豊島の先手番。
豊島もここを落とすわけにはいかないから必死だろう。
いい将棋が見れることを期待します。

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