将棋

王将戦第7局。

今日は世間一般的には「今週末の外出自粛が発表された」というのが大きいニュースなのだろうけど、もう今更どうでもいいというのが正直なところ。

それよりも今日は王将戦第7局2日目。
渡辺王将(&棋王・棋聖)が勝って防衛するか、広瀬八段挑戦者が勝って奪取するかという大一番。
勝ったのは渡辺。
先手番の渡辺が矢倉囲いに組み、中盤戦が続くと思っていたところでいきなり角を切って銀を取り、さらに飛車を切って角を取り、その角ですぐに馬を作って攻めるという強引な攻めを敢行。
広瀬も金を捨ててから渡辺に王手馬取りをかけて馬を奪うが渡辺はそこから金銀をうまく使って抑え込み、優勢に。
広瀬も粘り、最後は入玉も狙うが、渡辺がきっちり寄せ切った。
渡辺の強引に思える攻めをうまく繋げたのが見事だった。こういう攻めでも繋がるものなんだなあ…。
というわけで渡辺が王将防衛。なんとか三冠をキープした。
そして4月からは豊島名人(&竜王)に挑戦する名人戦が始まる。
これはめちゃくちゃ楽しみ。現在の将棋界での最高の組み合わせと言っていい。

名人戦の観戦は有料なのだが、この組み合わせならいくらでも…とは言わないが(笑)、お金出せます。

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棋王戦第4局。

今日は棋王戦第4局。
渡辺棋王(&王将・棋聖)が勝って防衛を決めるか、本田五段挑戦者が勝って奪取に逆王手をかけるかという一局。

勝ったのは渡辺。

先手番の本田が矢倉に組み、後手番の渡辺が雁木囲いに組む。
中盤で渡辺の角と本田の飛車が交換され、前例の無い局面に突入。構想力が問われる展開になったが、渡辺が端を攻めたのが鋭く、本田に反撃の隙を与えずに一気に端を突破。後はきっちり寄せ切り、終わってみれば渡辺の完勝に終わった。

う~む、渡辺強い。
王将戦第6局が先週の金・土曜で、そこから中2日という過密日程も関係無し。
これで渡辺は棋王戦8連覇を達成したわけだが、素晴らしいの一言。

ただ、来週は広瀬八段との王将戦の最終局が控えているし、その後は豊島名人(&竜王)に挑む名人戦が行われる。
渡辺、忙し過ぎるな・・・。

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王将戦第6局。

今日の東京は桜の開花宣言が出たが、午後からは激しく雪が降るというよくわからない一日だった。

今日は王将戦第6局2日目。
広瀬八段挑戦者が勝って王将を奪取するか、渡辺王将(&棋王・棋聖)が勝って防衛に逆王手をかけるか、という一局。
勝ったのは渡辺。
角換わり(という戦法名です)から先手番の広瀬が端に手を費やし、渡辺を右玉に誘導。この形なら普通は左側に囲うが、端に手を費やしたことを無駄にさせたい渡辺は右玉に囲い、後手番ながら積極的に攻める。
しかし、直後の広瀬のカウンターが強烈で、いきなり渡辺の王のまわりに駒がいない不安定な状態に。
で、おそらくは広瀬が勝つ順はあったはずなのだが、渡辺の必死の反撃に対する受けを誤り、急転直下で渡辺が制した。
角換わりから後手番に右玉に誘導する広瀬の構想はよかったと思う。
結果、渡辺に先攻されたが、その後のカウンターはほぼ決まっていたのだから。
それだけに終盤の読み違い(なのか?)で負けたのは広瀬にとっては痛い。
これで3勝3敗のタイになり、決着は最終局に持ち越された。
ここは先手後手は振り駒で決めるので、どうなるかはわからない。

どちらにせよ、次の最終局(25・26日)が楽しみです。

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次点。

続いて将棋の話。

今日はプロ棋士の育成機関である奨励会の「三段リーグ」の最終日。
半年サイクルで行われるこの三段リーグで、原則的に上位2名に入ったものだけが四段に昇段して「プロ棋士」になれる。
で、先日も書いたが、今回の三段リーグでは西山朋佳三段に「史上初の女性棋士」になる可能性があった。

結果は、惜しくも3位で「次点」。

今日は2局対局して2連勝したが、今日が始まる時点で上位の2名が崩れず、西山を含む3名で14勝4敗で並び、前回の順位が悪かった西山が次点ということになった。
う〜む、本当に惜しい。
14勝4敗は、例年なら昇段できておかしくない成績。これで昇段できないのは少し運が足りなかったかなあ。
しかし、昨年からの西山の充実ぶりはかなり凄い。
絶対女王だった里見香奈からタイトルを奪いまくり、三段リーグでもこの好成績。これなら「史上初の女性棋士」誕生はもうすぐなのでは…と思ってしまう。

これからも頑張って欲しいと思います。

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王将戦第5局。

今日は王将戦第5局2日目。

渡辺王将(&棋王・棋聖)と広瀬八段挑戦者との対戦成績はこれまで2勝2敗。ここで勝った方が防衛または奪取に王手をかけることになる。
勝ったのは広瀬。
相矢倉から先手番の渡辺が攻めるが、広瀬が粘りを見せ、渡辺が寄せ切れない。そして広瀬が攻めて渡辺の王を追い詰める。そこから渡辺が怒涛の攻めを見せるが、広瀬がきっちり凌いで逃げ切った。
攻守の入れ替わりの激しい凄い一局だった。
ソフトの評価では渡辺がかなり優勢だったが、うまく凌いだ広瀬の粘りが見事だった。
というわけで広瀬が王将奪取に王手をかけた。
後手番でブレイクできたのは大きい。次の第6局は先手番なので、このまま広瀬が王将奪取する可能性はそこそこ高そう。
でも渡辺が意地を見せるところも見たい。幸いにも次の第6局は来週の13・14日で、その間公式戦は無い。ここで広瀬対策を練ってくるだろう。

次の第6局がかなり楽しみです。

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今更ながら棋王戦第3局。

次男の具合だが、昨晩は夕食後に激しくせき込んで、少し嘔吐してしまい、「これは明日(つまり今日)も保育園は無理かな・・・」と思ったが、寝かしつけたらすんなり寝てくれて、今朝起きたら熱も下がったので保育園に連れて行った。
念の為熱を計ったら37.3度とギリギリだったが(37.5度あったら強制帰宅)、預かってもらえた。
その後、現時点まで保育園から連絡は無いのでなんとか乗り切ったのだろう。よかったよかった。

さて、すっかり書き忘れていた話を。

一昨日の日曜日、棋王戦第3局が行われた。
渡辺棋王(&王将・棋聖)と本田五段挑戦者の対戦成績はここまで1勝1敗で、この第3局を制した方が防衛оr奪取に王手をかけることになる。

結果は渡辺の勝利。

相矢倉の立ち上がりから、中盤に渡辺が銀を引いて角の効きを通して攻める構想が思いの外厳しく、渡辺が一方的に攻める展開に。そして本田に反撃もさせずにぶっ潰してしまった。

タイトル戦でここまでのボッコボコの対局は結構珍しい。
渡辺の構想が素晴らしかったというのもあるし、本田はもう少し警戒すべきだった。

これで渡辺が2勝1敗となり、防衛に王手をかけた。
ただ、次の第4局は本田の先手番である。本田が先手番だった第2局は本田の快勝だったし、まだわからない・・・と思う。

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王将戦第4局。

今日はJリーグ開幕戦の湘南vs浦和@平塚が行われた。

というわけで、2020年のJリーグが始まった。楽しい一年になることを祈ります。
ちなみに今日の試合は3-2で浦和が勝った。つまらん。
さて、これより気になるのは王将戦第4局2日目。
渡辺王将(&棋王・棋聖)が勝って防衛に王手をかけるか、広瀬八段挑戦者が勝って2勝2敗のタイに持ち込むかという一局。
結果は広瀬の勝利。
後手番の渡辺が雁木(という囲いの名前です)に組んで積極的に仕掛けるが、攻めが軽く、広瀬に受け止められる。
そして広瀬が反撃して優勢になり、終盤で少し差が詰まったようにも見えたがきっちり勝ち切った。
渡辺は後手番の時は「負けて元々」的な将棋を指すことがあるが、今回はそういう感じに見えた。まあ、広瀬の研究を外す意味合いもあったとは思うが。
これで2勝2敗となり、改めて三番勝負の形に。
これは棋王戦と同じ形でもある。
叡王戦の挑戦権、棋王戦と王将戦の防衛戦と忙しい渡辺だが、3つとも勝ち切れるだろうか。

 

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三段リーグ。

今週もサイパンの写真をお届けする。
3日目にマニャガハ島へ向かう途中のバスの中から見えた虹。
この虹は水平線から水平線にかけてかかっていた(つまり半円を描いていた)のだが、写真には収めきれなかった。これが見れたのが、この旅で一番の感動だったかもしれない。

今日も将棋の話。
現在の将棋界は王将戦と棋王戦のタイトル戦や、叡王戦の挑戦者決定戦で盛り上がっているわけだが、「マスコミ受けしそうなもの」が別にある。

「女性初の将棋棋士を目指す西山三段が三段リーグで連勝 3位で最終日に挑む」

将棋のプロ(いわゆる「棋士」)になる為には、奨励会という育成組織でまずは三段まで上がり、その三段だけで構成される「三段リーグ」で半年間戦い、上位2名が四段に昇段して棋士になれる。
で、現在進行中の三段リーグで西山朋佳三段があと2局を残して3位につけている、という話である。

これ、めちゃくちゃ凄い話だったりする。
なにしろ、女性で三段リーグに入れたのは里見香奈(現 女流四冠)と西山しかいない。
里見はすでに三段リーグを退会(年齢制限の為)したが、里見は「あともう少しで四段昇段」のところにさえ行けなかった。

しかし西山はあと2局(3月7日にまとめて指す)の結果次第では四段昇段のところまで来た。
仮に2連勝しても、現在1位の人が1つ勝つ&2位の人が連勝したらダメな状況ではあるが、こればっかりはわからない。

というわけで、3月7日はかなり楽しみです。

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棋王戦第2局。

今日は棋王戦第2局。
渡辺棋王(&王将・棋聖)が勝って防衛に王手をかけるか、本田五段挑戦者が勝って1勝1敗のタイに持ち込むかという一局。

勝ったのは本田。

相掛かり(という戦法名です)から先手の本田が上手く攻めて優勢に。
終盤、ちょっと緩い手があって渡辺の反撃を受けるが、本田が馬捨ての妙手を見つけて一気に寄せ切った。

渡辺にしては珍しく中盤から劣勢になり、そのまま押し切られた。
王将戦とダブル防衛戦の真っ最中だし、叡王戦の挑戦者決定戦三番勝負(対戦相手は豊島竜王・名人)も戦っているので、研究する暇も無いのかもしれない。

逆に、渡辺相手に勝利した本田はなかなか素晴らしい。
第1局の完敗を見たら「ストレート決着もあるかな・・・」と思ったが、全くの杞憂だった。

これで改めて三番勝負の形になった。
次の第三局は渡辺の先手で、渡辺にとっては「絶対に落とせない一局」。
そこを本田がブレイクできたら面白いのだが、さてどうなることやら。

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王将戦第3局。

先週の土日に行われた王将戦第3局。

渡辺王将(&棋王・棋聖)と広瀬八段挑戦者はここまで1勝1敗。どちらが一歩抜け出るか、という一局。
勝ったのは渡辺。
角換わり(という戦法名です)から、後手番の広瀬が上手く立ち回って優勢に。しかし、渡辺が王を三段目に上げた形が思いの外攻めづらく、広瀬が決めきれないところを渡辺が反撃。そして一気に寄せ切った。
広瀬は中盤でリードできていただけにもったいない一局。今回は後手番だったので、ここで「ブレイク」できていればこの七番勝負で優位に立てたのだが…。
これで渡辺の2勝1敗。
ただ、今回も広瀬がリードしていた場面もあり、渡辺が圧倒している感じではない。

まだまだわからないと思う。

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